過払い請求を始めて武富士に請求書を送るまでの記録

過払い請求をするための、最初の一歩。
それが、取引履歴の開示請求です。
武富士の取引履歴を開示請求するときには、下記の電話番号にかけました。
株式会社 武富士 取引履歴開示請求窓口
お客さま相談室フリーコール : 0120-390-302
受付時間 10:00~17:00(土・日・祝日を除く)
電話に出たコールセンターの女性の対応は良い感じ。
「取引履歴が欲しいのですが・・・」 と話をしたところ、普通に「分かりました。」と回答がありました。
1週間くらいで準備ができるので、最寄りの支店に取りに来てもらいたいと言われました。取りに行くのも面倒臭いので、郵送してもらえないかと聞いたところ、郵送もできるが、1ヶ月くらい時間がかかりますとのこと。
それを待つほど気が長くはないので、素直に支店に取りに行くことにしました。
武富士も余計な経費をかけたくないのでしょう、できれば最寄りの支店まで取りに来て貰いたいと言ってました。
余談ですが、電話の際に、「弁護士さんから貰うように言われたのですか?」などと聞かれました。
武富士としても取引履歴の開示請求をしてくる人を「弁護士が付いている案件」、「そうでない案件」と分けている様な感じでした。
取引履歴の受け取りのために武富士の支店へ
武富士に取引履歴の開示請求をしてから約1週間。少し余裕を持たせて10日ほど経ってから取りに行くことにしました。
支店に入り、取引履歴を取りに来たことを受付嬢に伝える。本人確認のため、名前・住所など聞かれたことを一通り答える。
すると受付嬢は奥へ行き、店長?らしい人が代わりに出てきて対応してくれた。
茶封筒に入っていた取引履歴。
店長が封を切ってくれ、中身を見てみる。
全ての取引が書かれている事を確認する。
昔は、取引履歴を改ざんする業者や、取引が長いと初めの頃の取引履歴は出せないと言ってくる業者もあったようですが、自分の場合は大丈夫でした。
ここでも「弁護士さんに頼まれているのですか?」と聞かれた。
武富士さん、余程、弁護士が介入しているか、気になっていたようですね。
過払い請求も徐々に本格化
過払い金がどれくらいあるのか、引き直し計算の専用ソフトを使って計算しました。
ちなみに使ったソフトは、有料の引き直し計算ソフトです。
※当時は1週間の無料期間(体験版)がありましたが、いつのまにか無料版には機能制限(印刷ができなくなった)で、使えないソフトになってしまいました。同じ金額出せば代行業者に頼めるので、外注を利用するか、無料ソフトを利用したいところです。
エクセルさえあれば使える無料のものでも、弁護士や司法書士が作成している有名な引き直し計算のソフトがあります。
どのソフトも操作は簡単。
日付と借入金額、返済金額を入力していくだけです。
ちなみに自分は、取引年数が4年程度でした。
それを全て入力するのにかかった時間は、約1時間でした。
さて、引き直し計算したものをプリントアウト。
計算で出てきた過払い金を元に請求書も作成して、武富士に郵送しました。
請求書に書く内容は、過払い金返還請求書のテンプレート のページで分かりやすく説明しているので使ってみて下さい。
期限日来るも武富士からは連絡無し
過払い金返還請求書に過払い金を振り込むようにと書いていた日を過ぎましたが、当然のごとく、振込はされていませんでした。
振込以前に、武富士から連絡(電話・書面)も来ていません。
やはり、弁護士や司法書士が入っていないと、この段階での接触はないのでしょうか。キャッシング業界大手だと、過払い請求をされる数も多いでしょうから無視されていたとしても致し方なしです。
それにしても、借金の返済が遅れたときにはすぐに連絡して催促をするのに、自分たち(武富士)が返済しなければならない立場になると途端に連絡をしなくなる。
結局のところ、お金を返さなきゃいけない側というのは、電話連絡を嫌がるのですね・・・と、自戒の意味も込めて、つぶやいてみる。
愚痴っていてもしょうがない。
ここまで来ると、次は訴訟に向けての準備です。
過払い金を取り戻すまで、自分のペースでやっていこうと思います。