プロミスは争ってこないので個人でも安心して裁判できる
電話で過払い金を返せと言っても相手にされなかったので、裁判をすることになりました。個人で裁判をしようと思ったときに不安な点は、「どうやって訴えたら良いのか分からない」ことだと思うのですが、当サイトでは過払い請求の手続きの各段階ごとに必要となる書類のテンプレートを用意しているので是非ご活用ください。
管理人はプロミスとアコムへの過払い請求を同時にやろうと思い、あわせて訴状を作成したのですが、これが失敗でした。
プロミスへの訴状にもかかわらず、アコムへの請求金額を入力していたり、文字の変換ミスがあったり。やはり1社ずつ確認しながら作成するべきでした。
間違いがあったことに気付いた・・・というか、裁判所に訴状を出しに行ったときに受付の方に一つ一つ間違いを指摘されました。
最後に一言。「内容は確認した上で、持ってきてくださいね。」
・・・ごもっともです。 m(_ _)m
数日後、再場所から連絡があり、第一回の口頭弁論の期日が決まりました。訴状を出してから約一ヶ月後の日となります。
第一回口頭弁論期日を間近に・・・
裁判の日が近づいてきた段階で、プロミスから答弁書が届きました。
- 第一回口頭弁論は欠席するので擬制陳述となる
- 和解ができないか?
驚きました。
武富士と裁判をやったときの答弁書には、こちらの主張を「否認する」のオンパレードだったので、プロミスの対応もそんな感じだろうと思っていたからです。
しかし、書面の内容や、その言葉遣いがものすごく丁寧なんです。
和解案自体は、こちらの請求額 約10万円のうち、一万円未満を切り捨てできないか(金額にすると5千円ほどまけて欲しい)というもの。
また和解できた場合の振込日の記載もあり、1ヶ月後には振り込むとのことです。
正直、プロミスの対応(前回の電話があったこと、今回の文面)など、丁寧だったので、和解案通りで合意しようと思いました。
和解案を承諾しました。
同時進行していたアコムへの過払い請求も同じような和解条件を出してきていたので、これ以上引き延ばすことなく、全ての裁判を早めに終わらせたかったというのも気持ちの中にありました。
やっぱり裁判所の独特の雰囲気は好きにはなれませんものね。
もちろん、和解案というのは相手方が提示してきた条件ですから、
- 過払い金満額+利息+裁判費用
- 過払い金満額+利息
- 上記金額の1000円未満をカット
こんな感じで、こちらも和解案をプロミス(相手側)に提示することも可能です。
お互い意見を出して、和解できるなら和解したら良いですし、裁判までやったのだから全額回収するんだ!というのであれば判決をもらうまで進めるだけです。
過払い請求で訴えられた貸金業者の対応は・・・
基本的にキャッシング会社は二度目の口頭弁論までに決着をつけたいと考えています。なので、裁判外で、つまり電話で和解の条件を詰めていく形になります。
和解条件については、こちらが強く出ても問題はありませんが、一つの交渉事なので、『過払い金+利息(1000円未満はカット)』くらい条件が妥当かなぁと思ったりします。
裁判費用は、判決をもらわないと請求できないのであきらめるしかありません。
管理人の場合は、こちらからの和解案を提示せず、プロミスの和解案を受け入れる形で終わりました。
その結果、約1ヶ月後に指定した口座に入金があり、無事、終わることができました。