クラヴィスへの過払い請求のカギとは?
クラヴィスは、平成24年7月5日、大阪地裁に自己破産を申請し破産手続きの開始決定がなされました。
社名の変更が多かったので、まとめてみますと・・・
- リッチ
- ぷらっと
- クオークローン
- タンポート
- クラヴィス
となっています。
タンポート・クラヴィス時代から取引を始めたという人は、既に破産しているので過払い金返還請求をすることはできません。
クラヴィスではなくプロミスに対して過払い請求ができる人
クラヴィスと取引をしていた人の中にはプロミスへと契約を切り替えた人とクラヴィスがプロミスに債権譲渡をすることによって以後プロミスと取引をすることになって人の2パターンがあります。
契約を切り替えた人であればプロミスに対して過払い請求をすることができると最高裁判所も判断をしているのです。逆に債権譲渡によるプロミスへの移行の場合はプロミスへの過払い請求を認めていません。
過払い請求の元となる取引履歴について、以前は債権譲渡前の情報についてはクラヴィスに請求する必要がありましたが、現在はプロミスが取引履歴も引き継いでいるので、プロミスに対して取引履歴の開示請求をすれば良いです。