緊張はしたけど何事もなく終わったアイフルとの裁判
アイフルが簡易裁判所に答弁書を提出したようで、簡易裁判所から携帯電話に連絡がありました。
『アイフルから答弁書が来ているので、FAXがあればFAXで送信します。』とのことでしたのでFAXで送ってもらいました。
アイフルの答弁書の他に、ファクシミリ送信書が一緒に送られてきました。
そのファクシミリ送信書には受領書という欄があり、そこに住所、氏名を記入して捺印しFAXで送り返してくださいとのことでしたので、住所、氏名を記入して捺印し簡易裁判所にFAXで送り返しました。
受け取った証明のためでしょうね。
アイフルがなにを主張してきたのか、早速チェック。
当たり前ですが、請求棄却を求めてきてます。
その理由として、
- 取引履歴については追って認否
- 不当利得については否認
- 悪意の受益者である点については否認
その他、主張があるらしいですが、その点については準備書面でとのこと。
今までの過払い請求の裁判で他社が主張してきていた内容とほとんど変わらないのですが、悪意の受益者である点についての否認については先日の最高裁判決(平成23年12月1日判決)が引き合いに出されているので、この点だけ反論できるように準備をしておくことに。
それでもアイフルの答弁書に書かれていた内容は、特に気にしなければならない主張ではないので一安心です。すぐに判決が出る流れになると思っていても良さそうです。
初めての口頭弁論(裁判)の日
平成23年12月20日、第一回目の口頭弁論期日です。
「勝てる裁判」
とか、
「行って5分くらいで終わるから楽。」
とか多くの人のブログに書かれていますが、初めて裁判所に行くことになるこの日は緊張します。
呼出状に記載してあった第○○○号法廷に行くと、「扉に外で待っていても呼ばれないし、出頭したことにはならないので傍聴席に入るように」と張り紙がしてありました。
ドキドキしながら扉をあけ傍聴席に入ると、係りの人(なんと呼べばいいのかわかりません)が近づいて来られて、呼出状と身分証明書を求められました。
呼出状と身分証明書(運転免許証)を渡すと、今日の裁判の予定と詳細が書いてある紙でしょうか、それと見比べながらチェックしていました。
そのチェックが終わると、呼出状と身分証明書(運転免許証)を返してくれました。
この時点で何をどうしていいかまったくわからずテンパっています。
係りの人の席にある今日の裁判の予定が書いてある紙を見ると、自分の裁判の前にも後にも他の裁判があるようなのですが、なぜか誰も来てなくて私一人でした。
自分の番になったのでしょう、名前が呼ばれたのですが、なんせ裁判なんて初めてですし、法廷に入るのも初めてです。
自分より前の裁判の方も来てませんでしたから見よう見まねをすることも出来ず、どうしたら良いのかさっぱりわかりません。
しかし、名前を呼ばれたからには傍聴席から出なければいけません。
何もわからない私は、なんとなくのイメージで中央の席に向かいました。
中央の席に向かって歩いていくと、係りの人が慌てて「こちらです。」と原告席を教えてくれました。ちょっと係りの人も慌てていました。こんな裁判で中央の席に向かう人なんていないのでしょうね。とても恥ずかしかったです。
法廷の中がどのようになっているのかは、下記ページを参考にしてください。
だいたいどこの裁判所も同じようになっていると思います。
アイフル側は欠席、答弁書での擬制陳述です。
初めての過払い請求の裁判は裁判官からの質問に答える形で進められていきました。
被告(アイフル)と和解の話はしましたか?
しましたが、提示された条件が過払い金の10%ということで合意はできませんでした。
では、判決は年明け 1月31日13時15分に。
来なくても良いですよ。判決内容は送付しますから。
これで終わりです。
時間にすれば5分もかからなかったし、次回で判決。
来なくても良いということは、自分に有利な判決が出ると期待しても良いのかな?
判決の日。あっさり勝訴。
判決の日は平成24年1月31日。
裁判所から判決文が届いたのは翌日2月1日。
以下が、判決文。
- 過払い金全額+5%の利息
- 裁判費用もアイフル負担
- 仮執行宣言付き
別で予納郵券(切手)の未使用分が戻ってきました。
所謂、全面勝訴ってやつですね。
早く判決が確定する2週間が経過してほしいところです。