引き直し計算 完全ガイド

Money Japan

計算結果によって、借金減額交渉や過払い請求ができる!

引き直し計算の結果を見て、どう思いましたか?

借金が大幅に減っていた人もいたでしょうし、既に借金ゼロの状態で利息を支払いすぎている人もいたのではないでしょうか。

この結果をもとに次のステップへ進んでください。
それは実際に借金を減らしてもらったり、支払いすぎた利息(過払い金)を返してもらうという手続きを取ることです。

過払い金がある人のための手続き:過払い請求

貸金業者から過払い金を返してもらうことができます。

過払い請求というコトバを耳にしたことはありませんか?
支払いすぎたお金を取り戻す手続きのことです。

払いすぎているのですから当然、返してもらえますし、過払い金が発生した時点から年5%の利息をつけた金額を返してもらうことができるのです。

もちろん貸金業者に「返して!」と言うだけで支払ってはくれません。

この過払い請求は、自分でも簡単にできますし、多くの弁護士・司法書士が引き受けてくれていますので、相談・依頼するのも良い過払い請求と思います。弁護士・司法書士に頼んだ場合は、取り戻した過払い金の約20%を報酬として支払う必要がありますが、交渉事は全て任せられるので安心です。

過払い金にも時効がある!?

現在、貸金業者と取引中の人であれば良いのですが、既に完済している人で過払い金が発生している人はいませんか? 過払い金は取り戻せるお金ですが、請求する権利には時効があります。

時効となるのは、最後の取引(完済日)から10年。
つまり完済日から10年が経っていなければ過払い請求をすることができますし、時効がきていたらどれだけ過払い金があっても請求できなくなります。

過払い金はなかったけど、借金が大幅に減るという人は・・・

それならば特定調停という費用のかからない方法で借金を減らすことができます。裁判ではないのですが、裁判所に行き、調停という手続きを取るのです。しかも借金が減るだけでなく、利息の支払いを免除してもらえる人も中にはいるので、チャレンジしてみてください。借金が大幅に減額されるメリットもありますが、デメリットとしては債務整理をしたという理由でブラック扱いになってしまうことです。