貸金業法と割賦販売法に基づいて指定されている唯一の信用情報機関
CICは元々、日本クレジット協会、全国信販協会、日本信用情報センターという3つの信用情報機関が一本化されて出来た組織で、クレジットカード・信販業界のための信用情報機関です。ですから設立当初は、他業種である銀行や信金、消費者金融は加盟することは出来ませんでした。
株式会社シーアイシー(CIC)
東京都新宿区西新宿一丁目23-7 新宿ファーストウエスト15階
CICは貸金業法だけでなく割賦販売法にも基づいて指定されている唯一の信用情報機関です。クレジットカード会社や信販会社、百貨店系のクレジット会社、多くの消費者金融が加盟していますし、加盟している会社が多いだけあって登録されている信用情報は最も多く、7億件を超えています。
自分の信用情報がどのように登録されているのか確認したい場合には、日本信用情報機構、全国銀行個人信用情報センターなど他の機関もありますが、CICに登録されている信用情報を確認すれば十分足りるのではないでしょうか。
信販会社やクレジットカード業界のための信用情報機関とはいえ、異動・事故情報に関してはCRIN(クリン)というネットワークを通じて他の信用情報機関と共有しています。ですからクレジットカードでの支払い遅延、信販会社のローンの滞納、債務整理をした場合は、その情報が信販・クレジットカード業界でクローズされるのではなく、他の信用情報機関とも共有され、与信をかけられた段階でその事実が知られることになります。
当然、審査に通るのは難しくなってしまうでしょう。
また貸金業法で義務づけられている情報交流を実現するために日本信用情報機構とはFINE(ファイン)というネットワークで照会・回答を行っています。
信用情報の確認の方法
シーアイシーに自分の信用情報を確認する方法は以下の方法があります。
- パソコンによる開示請求
- スマートフォンを使った開示請求
- 窓口での開示請求
- 郵送による開示請求
クレジットカードが使えるのであれば、パソコンやスマホで開示請求をするのが早いのですが、既にブラックになっているなどカードが使えないのであれば郵送ですね。
※スマホを使った開示は2016年4月10日からスタートしました。
※ガラケーでの開示請求は2016年6月30日で終了しました。
実際にCICでは、「どの方法で開示申請されることが多いのか?」を確認しました。
またCICはJICC(日本信用情報機構)と違い、全国7カ所に支店があるので直接窓口に行くのも良いと思います。
とりあえず、管理人が直接 訪れた支社のレポートを紹介をしておきます。
どの方法で報告書をもらったとしても内容は変わりません。
信用情報報告書の見方についてはこちらのページでご確認ください。