ブラックリストのデメリット1つしかない!でも、その1つが長く苦しい生活のはじまりに・・・
そうなると大変なデメリットがあるように考える人もいるので、このページではブラックリストのデメリットについてまとめていきたいと思います。
- 戸籍が汚れる、住民票に記載される
- マンション、アパートを追い出される
- 会社をクビになる、就職で不利になる
- ご近所さんなど、他人に知られてしまう
- 結婚できなくなる
- 子供の進学に影響がある
アレコレと悩んでしまう人も多いのですが、上の事例は誤解でしかありません。
ブラックリストに載ったとしても、
- 戸籍は汚れませんし、住民票にも記載されません。
- すんでいるところを追い出されることもありません。
- 会社をクビになったり、就職に影響することはありません。
- そもそも他人に知られることもありません。
これらは全て間違った情報なのです。
ブラックリストに載ることでのデメリットは、一つ。
しばらくの間、新たにお金を借りることができなくなる
具体的には、
- 新規申込みをしても審査で落とされる
- 既存カードの利用限度額が減額される可能性がある
(※借入ができなくなり返済しかできない、または強制解約ということも・・・) - クレジットカードの更新ができない可能性がある
- 車を購入する時のローンも組めない
- 住宅ローンなんて夢のまた夢
という状況になります。
しばらくの間・・・とは、ブラックリストに載ることになった原因によって、登録される期間が異なります。
影響は持っているカード全体に及ぶ
気になるのは、ある1社にブラック登録された場合、それが、どこまで影響するのかという点。
例えば、A社とB社のクレジットカードを持ち、C社のカードローンを利用している人が支払遅延でA社に異動情報を付けられた場合はどうなるでしょう。
A社は当然、支払いがあるまでカードの利用停止処分にするでしょう。
また利用限度額の減額を引き下げることもあるかもしれません。
気になるのは、「A社でブラックになったらB社のカードもC社のカードローンも使えなくなるのか」という点です。
ブラックリストに登録したことを、A社からB社やC社にわざわざ通知するようなことはありません。また情報が登録される信用情報機関からもB社やC社に自動的に通知がされることもありません。
しかし、B社もC社も定期的(3~6ヶ月に1度)に自社の顧客の信用情報をチェック(途上与信)していますので、その段階でA社にブラック登録されたことがバレることになります。
そこからはB社、C社の判断になりますが、やはり自分の会社で損は出したくないですから、利用限度額の引き下げ程度のことはあるかもしれません。
このように1社でもブラックリストに登録されることがあれば、途端に全体のお金のやりくりが難しくなることだけは覚えておきましょう。
弁護士や司法書士は気にするなと言うけれど・・・
債務整理を請け負う弁護士や司法書士のホームページを見てみると、
- ブラックリストに載ることは決してマイナスではない
- 見方を変えれば、借金から離れられる
- 7年経てば、再びクレジットカードもキャッシングも利用できる
と、書かれていますが、彼らの営業トークでしかありません。
一時期のブームは過ぎましたが債務整理関連の仕事は彼らにとって濡れ手に粟の素敵なお仕事でした。
少しでも数多く受件したい訳ですから、あれやこれや言いたい放題言います。でもよく考えてみてください。
ブラックリストに登録される5年間は思っている以上に長いです。
5年間、カードも持てず、いざというときにお金も借りれない、当然、住宅ローンも組めないのですから大変です。
それでも法律家の先生たちにしてみれば他人事。
あとは自分たちで頑張りなさい・・・ってことなんで、安易な気持ちで債務整理に飛びつくようなことはしない方が、これからの人生、長い目で見てみると良いと思います。